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2026-07-14

卵子凍結とは?採卵の流れや費用・適した年齢・注意点をわかりやすく解説

キャリアも人生も大切にしたい女性へ──卵子凍結という選択

現代では、キャリア形成やライフスタイルの多様化に伴い、妊娠・出産のタイミングも一人ひとり異なっています。

一方で、見た目の変化とは異なり、女性の妊孕性(妊娠する力)は年齢とともに徐々に低下していくことが医学的に知られています。

卵子凍結(卵子保存)は、将来の妊娠の可能性を残すための選択肢の一つです。本記事では、卵子凍結の流れや採卵手術の内容についてわかりやすく解説し、自分らしいライフプランを実現するための参考情報をご紹介します。

卵子凍結の基礎知識① 卵子凍結に年齢制限はありますか?

卵子凍結そのものに明確な年齢制限はありません。しかし、年齢を重ねるにつれて採取できる卵子の数や質は徐々に低下していきます。


一般的には、30〜35歳頃が卵子の数・質ともに比較的良好であり、費用対効果の面からも卵子凍結を検討する適切な時期と考えられています。

ただし、健康上の問題がない場合は、必要以上に早い時期に卵子凍結を行う必要はありません。採卵には一定の身体的負担やリスクがあり、さらに毎年の凍結保存費用も発生するためです。

一方、39〜40歳を超えると卵子凍結によるメリットは大きく低下する傾向があります。将来の妊娠に備えるのであれば、より若いうちに質の良い卵子を保存しておくことで、将来体外受精(IVF)を行う際の妊娠成功率向上も期待できます。

卵子凍結についてもっと知りたい方へ:【もっと読む】卵子凍結に適した年齢とは?年齢制限や最適なタイミングについて詳しく解説します。

 

卵子凍結の基礎知識② 卵子凍結にはどのくらい費用がかかりますか?

卵子凍結にかかる費用は、一般的に約台湾ドル12万〜15万円程度が目安です。

実際の費用は、使用する排卵誘発剤の種類や量、採取できた卵子の数、使用する医療材料などによって異なります。

また、採取・凍結した卵子は保存を継続するために、年間約台湾ドル1万円程度の凍結保存料が必要となります。

 

卵子凍結の基礎知識③ 卵子凍結にはどのくらいの期間がかかりますか?

卵子凍結は、治療開始から採卵まで約2週間(14日前後)で完了することが一般的です。

治療期間中は排卵誘発のための通院や検査が必要となりますが、比較的短期間で終了するため、多くの方が仕事や日常生活と両立しながら治療を受けています。

 

卵子凍結の基礎知識④ 卵子は何個凍結すれば十分ですか?

将来の妊娠に必要な卵子の数は、卵子を凍結する時点の年齢によって大きく異なります。

35歳未満の場合、成熟卵子1個あたりの融解後の生児獲得率(赤ちゃんを出産できる確率)は約4〜5%とされています。そのため、20〜25個程度の成熟卵子を保存できれば、将来的に約80〜90%の確率で出産に至る可能性が期待できます。

一方、36〜37歳で成熟卵子20個を凍結した場合の生児獲得率は約70%、40〜41歳では約40%まで低下します。

さらに、44歳で20個の成熟卵子を凍結できた場合でも、生児獲得率は約10%程度と報告されています。

このように、卵子凍結は「何個保存するか」だけでなく、「何歳で保存するか」が将来の妊娠率に大きく影響します。そのため、妊娠・出産を将来的に希望している方は、できるだけ早い段階で専門医へ相談することが大切です。

 

卵子凍結の基礎知識⑤ 卵子凍結(採卵)はどのように行われますか?

卵子凍結では、通常月経開始から1〜3日目に採血と超音波検査を行い、医師が卵巣の状態を確認したうえで、排卵誘発剤(注射)の使用量を調整します。排卵誘発を行うことで、一度の周期でより多くの卵子の成熟を促します。

その後、月経6〜10日目頃に2〜3回程度通院し、超音波検査で卵胞の大きさや成熟度を確認します。

卵胞が十分に成熟したら、採卵のタイミングに合わせて排卵誘発(トリガー)注射を行い、経腟超音波ガイド下で採卵を実施します。採取した成熟卵子は、将来に備えて凍結保存されます。

 

卵子凍結の基礎知識⑥ 卵子の保存期間に期限はありますか?

台湾の人工生殖法では、胚(受精卵)の凍結保存期間は10年間と定められています。

一方、卵子および精子については、提供者本人の書面による同意があれば、10年を超えて保存を継続することも可能です。

 

卵子凍結の基礎知識⑦ 卵子凍結で後遺症や更年期への影響はありますか?

「採卵をすると、更年期が早まるのではないか」と心配される方も少なくありません。しかし、このような心配には医学的な根拠はありません。

女性の卵巣では毎月複数の卵胞が発育を始めますが、自然な月経周期では、そのうち1個だけが主席卵胞(優勢卵胞)として成熟・排卵し、それ以外の卵胞は自然に退縮します。

卵子凍結で使用する排卵誘発剤は、本来であれば自然に消失してしまう卵胞の成熟を促す治療であり、将来の卵子を前倒しで消費するわけではありません。

現在までの研究でも、卵子凍結や採卵によって更年期が早まることを示す科学的な証拠は報告されていません。

 

将来の選択肢を広げるために

卵子凍結は、将来の妊娠に備えるための選択肢の一つとして、多くの女性に注目されています。

ただし、年齢や卵巣機能、ライフプランは一人ひとり異なります。そのため、卵子凍結を検討する際には、生殖医療専門医へ相談し、ご自身の身体の状態や将来の希望に合わせた適切なプランを立てることが大切です。

また、十分な睡眠、バランスの取れた食生活、適度な運動など、日頃から健康的な生活習慣を心掛けることも、卵子の質や将来の妊孕性を維持するために重要です。

卵子凍結という選択肢を活用することで、女性がライフステージやキャリアと向き合いながら、自分らしい人生設計を実現できる可能性が広がります。

 

卵子凍結なら TFC台北生殖医療センターへ

TFC台北生殖医療センターは、「台湾の体外受精の父」として知られる曾啓瑞(Chii-Ruey Tzeng)教授が創設した生殖医療専門クリニックです。

AMH検査による卵巣予備能の評価から卵子凍結の適応判断、将来を見据えた妊孕性プランニングまで、一人ひとりに合わせたトータルサポートをご提供しています。

年齢やキャリア、結婚のタイミングに左右されることなく、ご自身らしい未来を選択できるようお手伝いします。

醫療新知類別: # 卵子凍結