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2025-08-05

体外受精で性別は選べる?知っておきたい、よくある6つの疑問!

体外受精技術の進歩により、体外受精を検討する多くのご夫婦が、「体外受精で性別を選べますか?」「男の子(または女の子)だけを授かりたいのですが、可能でしょうか?」といったご相談をされることが増えています。

本記事では、法律面と臨床面の両方から、体外受精で性別選択が可能かどうか、また、体外受精に関する6つのよくある質問について詳しく解説します!

 

体外受精で性別を選べる?(台湾の)人工生殖法の規定とは

体外受精で性別を選ぶことはできるのでしょうか?

台湾の《人工生殖法》第16条の規定によると、人工生殖を行う際に胎児の性別を選択することは禁止されています。ただし、夫婦いずれかに血友病や色覚異常(赤緑色盲)など、性別に関連する遺伝性疾患がある場合は、例外として性別選択が認められています。

体外受精で得られた胚の健康を確保するため、子宮に移植する前に着床前遺伝子検査(PGT-A)を実施し、染色体の数的異常や大規模な欠失の有無を調べます。これにより、異常な遺伝子を持つ胚を排除し、遺伝性疾患のリスクを低減できます。なお、親のいずれかが性別に関連する遺伝性疾患を抱えている場合に限り、PGT-Aを用いて特定の性別の胚を選別することが認められています。それ以外の目的でPGT-Aを利用して胎児の性別を選択することはできません。

体外受精で性別を選べる?(台湾の)人工生殖法の規定とは

 

体外受精に関する6つのよくある質問を徹底解説!

 

Q1. 採卵数が多いほど、成功率も高くなりますか?

体外受精の成功において最も重要なのは、卵子の「数」よりも「質」です。

採卵できる数が多くても、それだけで成功率が上がるとは限りません。無理に数を増やそうとして薬の量を増やすと、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクが高まる可能性もあります。自分にとって最適な治療プランを見つけるためにも、医師としっかり相談することが大切です。

他人の経験に振り回されすぎず、健康的な生活とバランスの取れた食事を意識して、卵子の状態を整えることが、体外受精の成功率アップにつながります!

採卵数が多いほど、成功率も高くなりますか?

Q2. 体外受精は必ず妊娠できますか?成功率はどのくらい?

体外受精の成功率には、さまざまな要素が影響します。

年齢、精子の質、卵子の質、子宮環境など、これらの要素が胚の着床に関わってきます。一般的な人工授精(AIH)の成功率は約20〜30%程度ですが、TFC台北生殖医療センターでは、体外受精(IVF)の成功率が約63〜70%となっています!

 

Q3. 新鮮胚と凍結胚、どちらを移植するのが良いですか?

新鮮胚移植とは、採卵後およそ2〜6日以内に、同じ生理周期のうちに胚を子宮に移植する方法です。凍結胚移植とは、採卵後に胚をいったん凍結保存し、次の周期や母体の体調が整ったタイミングで移植を行う方法です。

どちらの方法を選ぶ場合でも、事前に子宮内の環境やホルモンバランスをしっかり整え、体を妊娠しやすい状態にしておくことが、成功率を高める重要なポイントとなります。妊娠率は「新鮮胚」か「凍結胚」かだけで決まるものではありません。医師の判断やご自身の体調に応じて、最適な方法を選ぶことをおすすめします。


 

Q4. 一度に何個の胚を移植するのが望ましいですか?

胚を多く移植することで、妊娠の成功率がわずかに上がる可能性はありますが、その一方で多胎妊娠のリスクも高まり、早産や妊娠糖尿病、高血圧などの合併症のリスクが増してしまいます。現在の国際的な傾向としては、移植する胚の数を減らすことが推奨されており、一般的には1回の移植につき2個以内にとどめることが勧められています。

台湾生殖医学会も公式サイトを通じて、単一胚移植(SET)の重要性や多胎妊娠に伴う健康リスクについて啓発を行っています。また、国民健康署(台湾の公的機関)も、不妊治療を受けるカップルに対し、母子の健康リスクを軽減するため、体外受精では単一胚移植を選択するよう推奨しています。

 

Q5. 胚移植後に気をつけることは?

規則正しい運動やバランスの良い食事など、健康的な生活リズムを心がけましょう。特に、野菜や食物繊維が豊富な食材を積極的に摂ることで、排便を促進し、代謝をサポートすることができます。また、精製された炭水化物、焼き物、揚げ物など、刺激の強い食べ物は控えめにするのがおすすめです。

さらに、基本的な身体活動量を維持することも大切です。長時間の寝たきりや座りっぱなしは避け、軽い運動(例えばお散歩など)を取り入れて、適度に体を動かしましょう。血行を良くすることで、体の状態が安定し、胚の着床成功率アップにもつながりますよ!

胚移植後に気をつけることは?

Q6. 体外受精(IVF)に補助金を申請できますか?

はい、申請できます!

夫婦のどちらかが台湾国籍を有し、妻が45歳未満で、避妊せずに定期的な夫婦生活を1年以上続けているにもかかわらず妊娠に至らない場合、不妊症と診断され、体外受精が必要と判断された方は、全国の指定生殖医療機関で補助金を申請することができます。

詳しくは「体外受精補助金申請の流れ完全ガイド!」をご覧ください。

 

最も専門的で、心あたたまる妊娠期ケアを

体外受精(IVF)はTFC台北生殖医療センターにおまかせください。

TFC台北生殖医療センターは、台湾で唯一、4年連続で「SNQ国家品質標章」を取得したクリニックです。

その上に、平均20年以上の豊富な経験を持つ優秀な医師陣が在籍し、体外受精の妊娠成功率は非常に高く、平均で約70%に達しています。胚培養室(ラボ)は、国際基準に準拠した高いクリーンレベルを誇り、24時間稼働の環境制御システムを備えた陽圧クリーンルームに加え、最新型のタイムラプスインキュベーターを3台完備しています。経験豊富な胚培養士が常に胚の状態を細かくモニタリングし、医師とリアルタイムで情報を共有することで、胚の品質を精密にコントロールしています。

TFC台北生殖医療センターは市内中心部に位置し、交通アクセスに優れ、生活利便性も抜群です。温かみのある快適な診療環境に加え、軽食や手術後の食事、ブランケット、充電サービスなど、きめ細やかなサポートもご用意しています。

最も安心できる環境で、私たちと一緒に新しい命を迎える準備を始めましょう。

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醫療新知類別: # 体外受精