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不育症
とは?

連続≥2回、胎児の体重<500gの流産

不育症(習慣流産または反復流産)の原因:

  • 子宮の異常: 中隔子宮 、双角子宮、子宮腔内癒着、子宮粘膜下筋腫など。
  • 遺伝的要因:夫婦に染色体均衡型転座がある。
  • 自己免疫疾患:抗リン脂質抗体症候群
  • ホルモン異常:甲状腺機能の低下による流産。
  • 糖尿病のコントロール不良も流産の原因となります。

またこの他に、十分な根拠が証明されてないものもあります。

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不育症の検査と治療
対象となる症状とは?

不育症(習慣流産または反復流産)の原因の検査・診断・治療:

  • 子宮の異常に対して:子宮鏡手術
  • 遺伝的要因に対して:着床前スクリーニングで、異常な胚を検出。
  • 自己免疫疾患に対して:低用量アスピリンとヘパリンの併用療法が一般的。治療後の分娩率は70%。
  • ホルモン検査と治療:甲状腺の機能が低下している場合、甲状腺ホルモンを補充。

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不育症
検査の紹介

  • 子宮の異常:子宮卵管造影検査(HSG)、3 次元超音波検査、MRIによる診断。
  • 遺伝的要因:着床前スクリーニングで、異常を検出。
  • 自己免疫疾患:血中のantiphospholipid antibodies (lupus anticoagulant [LA]、anticardiolipin antibodies [ACA IgG and IgM])、β2-glycoprotein I antibodies( β2-GPI) Antinuclear antibodies (ANA) を測定。
  • ホルモン検査:血中の thyroid-stimulating hormone (TSH),TPO-antibodyを測定。