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2025.09.23 #ニュース

国境を越えた命の奇跡|TFC「国連ベビー」大集合! 5年間で49か国・2,300名以上の国際家庭に生命の奇跡を実現

(台北、2025918日)台北生殖センター(Taipei Fertility Center、略称TFC)は本日(9/18)、「国境を超えた命の奇跡─TFC国連ベビー大集合!」と題した国際医療成果発表記者会見を開催し、2020年の設立以来の優れた国際医療成果を公表しました。

TFCは「アジアの旗艦生殖センター」を目指し、ワンストップで包括的な妊活サービスを構築し、各患者に最適化された精密な治療方針を提供してきた。5年間で、欧米・アジア・アフリカを含む5大陸、イギリス、アメリカ、韓国、マレーシア、日本、香港、南アフリカなど、計49の国・地域から2300名以上の国際的な家族を受け入れ、千名を超える外国籍患者をサポートし、数え切れない「生命の奇跡」を実現、親になる夢を共に叶えてきた。

圖二、「TFC五年創下49國、2300位跨境家庭生命奇蹟,六對跨國家庭分享求子歷程與醫療團隊陪伴的溫馨時刻。」

 

記者会見には、はるばる万里を越えて6組の国際夫婦が登壇し、感動的な生命の物語を共有した。これら「TFC 国連ベビー」は、幸福な家庭を築く象徴であると同時に、台湾の医療水準を世界を結ぶ架け橋となる「医療外交」の一端でもある。

TFCは台湾で唯一、複数年にわたり「SNQ国家品質認証マーク」を受賞している生殖医療機関であり、体外受精(IVF)において38歳未満で平均70%という高い成功率を誇り、デジタル革新を取り入れた「Good Pregnancy Service System(好孕サービスシステム)」を導入。患者中心の「5つの主要優位性」を持ち、国際遠隔医療、法規制に関する専門相談、精密治療、妊娠経過追跡を含むワンストップサービスを提供し、専門技術に基づく人間味あるケアで国際的にも高く評価されている。

 

TFCの高い成功率と国際医療における優位性

台湾の生殖医療技術はすでに国際的に高く評価されており、TFCは創設者で「台湾IVFの父」と称される曾啓瑞医師の指導の下、権威ある生殖医療専門医、胚培養士、看護師、中医師、栄養士、心理士などの専門家チームを結集。世界最先端の技術と設備を取り入れ、国際基準の胚培養ラボを整備。

TFCの体外受精(IVF)は38歳未満で平均70%の成功率を誇り、IVFのみならず、心身ケア、栄養相談、中医療法、心理カウンセリングまで統合したワンストップ妊活サービスを提供。高品質な医療体験によって成功率を大幅に向上させ。

  • 過去5年間での国際家族の実績:49か国・地域から2300名以上の国際家庭

  • 主要上位5か国:中国(248例)、香港(218例)、アメリカ(123例)、日本(103例)、カナダ(49例)(添付表1

  • 年齢構成:3540歳が最多(44%)、40歳以上も約3割に達し、高齢妊活ニーズの高さを反映(添付表2

  • 治療別割合:体外受精(IVF)76.8%、卵子凍結13.8%、人工授精(IUI)5.5%、卵子提供3.6%(添付表3)
     

TFCにおける国際医療サービス ― デジタル革新による「Good Pregnancy サービスシステム」

TFCは国際医療サービスにおいて、患者中心のデジタル革新「Good Pregnancy サービスシステム」を構築し、海外の患者様が言語・文化・法規の壁を乗り越えられるよう、5つの主要な優位性でサポートしている。

 

多言語対応のワンストップ精密療程とデジタル革新 、台湾のスマート医療が世界とつながる

台湾到着後、医師が各患者の身体状況・病歴・遺伝子検査結果に基づき、精密な治療方針を提案。デジタル革新による「グッドプレグナンシーAPP」で、検査結果・予約・ビデオ診察を一括管理し、国境を越えてもゼロ距離でサポート。西洋医学・中医学・栄養・心理ケアまで統合した全方位ケアを提供。中国語、英語、日本語、韓国語、広東語など多言語対応で円滑なコミュニケーションを実現。帰国後も定期的に妊娠経過を追跡し、母子の安全を守る体制を構築。国際患者からの満足度は95.65%に達し台湾のスマート医療が世界をつなぎ、未来のグローバルな健康持続社会を創る。

「TFC can help!」 アジアで数少ない健全な専門法を持つ国、安心の選択肢

台湾はアジアで数少ない「人工生殖法」を有する国であり、制度が整備され、国際的な利便性も高い。TFC49か国に認知され、国際的なネットワークを持ち、毎年数百件の症例が海外医師の紹介で来院。個別化の治療提案から胚の徹底管理まで、国際的な専門家からも高く評価される安心の選択肢。

国際的産学連携による治療実現、成功率向上への高効率なサポート

TFCは国内外で豊富な産学連携実績を持ち、AIによる胚盤胞の品質判定や Ni-PGTA 技術の研究など最新技術を導入、より精緻な精密医療を実現。国際的な製薬会社や一流大学・研究機関と連携し、成功率向上を推進。「共創・共構」の姿勢のもと、国際的な生殖医療ネットワークを結び、台湾の医療外交におけるグローバルな影響力を着実に高めている。

アジアの旗艦拠点、国際基準に肩を並べるTFC

TFCはアジア旗艦級の生殖医療拠点として、世界最高水準に匹敵する品質管理を実現。ラボ(Lab)は国際専門家による「カイロ・コンセンサス(Cairo Consensus)」の基準に沿って厳格に運営。チームはASRM(米国生殖医学会)、ESHRE(欧州生殖医学会)、Aspire(アジア太平洋生殖医学会)など、世界有数の国際学会に招かれ、権威ある専門家との交流・発表を重ねている。国際的な評価を確立し、生殖医療分野における卓越した実力を示している。

多様な患者に優しい対応、コアバリューは「患者中心」

TFCは多様な背景の患者に寄り添い、95%以上の満足度に至り。ハード・ソフト両面のサービスを兼ね備え、患者中心をコアバリューに掲げ、治療過程のすべての体験を重視。国境や文化を越えて患者を支え、ニーズに耳を傾け、きめ細かなサポートを提供。患者が安心と信頼を感じられる「もう一つの我が家」となることを目指している。

TFCは「国際生殖医療における台湾の旗艦機関」としてポジショニング、台湾で唯一、複数年にわたり「SNQ国家品質標章」を受賞した生殖医療機関。安全(Safety)と品質(Quality)の両面で国家的・国際的な評価を受け、専門チーム、精密技術、国際的なサービスを融合。国境を越える医療力と人間味ある温かなケアによって、一つひとつの胚を大切に守り、遠く離れた国々にも生命の奇跡を届け。

 

六つの国境を越えた生命の奇跡

記者会見では、TFCが招いた6組の国際家庭が登壇し、心温まる生命の物語を分かち合った。日本、マレーシア、香港、英国、韓国、フランス、米国と多岐にわたり、TFCの専門的な生殖医療と人間味あふれるケアの力の証明となり。

 

【事例1】日仏カップル、逆境を乗り超えて見えてきた光

Keiko(日本籍、夫・フランス籍)
結婚時43歳だったKeiko様は、当時月経周期が不安定で、更年期が近いのではないかという不安を抱えていた。日本では卵子提供が認められないため、台湾に渡り治療を決断。2019年から他の台湾の生殖医療機関で卵子提供を受け、67個の胚を得て2度移植を行い着床はしたものの流産。TFCに転院し、卵子提供で3個の胚を獲得。

1回目の胚移植は不成功に。失敗、母を亡くす悲しみを抱えながらも「新しい命を迎える力」に変え、2回目の移植に臨み、手術中に超音波映像を確認できるようスタッフが配慮し、心温まるサポートに感動。ついに健康な赤ちゃんを出産。(主治医:曾瑞医師)

 

【事例2】マレーシア家庭の逆転の奇跡

曾韻頻(夫・マレーシア籍)
2人の試験管ベビーを授かった後、42歳で自然妊娠し第3子を迎えた。香港在住中に、高齢に加え卵子が少なくなりつつあり、費用の高さと成功率を考慮し、台湾での治療を選択。AMH値はわずか0.6だったが、TFCでの治療により夢を実現。特に曾医師の言葉「助けられないのは年齢のみ、だからこそ一歩を早く踏み出すことが大事」に強く励まされた。多くの高齢女性に勇気を与えている。(主治医:曾瑞医師)

馬來西亞家庭的逆轉奇蹟

 

【事例3】香港家庭、待ち続けた夢を実現

葉博娟(夫・香港籍)
夫婦は中国で働きながらコロナ禍の中不妊治療に挑戦。子宮筋腫や移植失敗を克服し、2022年に5個の胚を獲得。1回目の移植は失敗、2回目は中止となったが、3回目でついに成功。台湾での治療について「医療チームは非常に専門的で丁寧、スタッフの優しさと人間的なケアに感謝」と語った。着床失敗は終わりではなく、次の成功への始まりであることを証した。(主治医:曾瑞医師)

【案例三】香港家庭的等待築夢

 

【事例4】英国夫妻の「幸運」な旅路

Michaela(英国籍夫妻)
夫の仕事のため台湾に滞在。妻のMichaela2年間妊活を経て成功できず、TFCで人工授精(IUI)に挑戦し、1回目で第1子を出産。その後二人目を望んでIVFに進んだが、ポリープ切除、内膜の厚さやホルモン値が基準に満たず移植中止となることが度重なり、さらには二度の流産という試練も経験した。PGT-A遺伝子検査を経て、ついに第2子を出産し、2児の母となり、科学と忍耐の融合が生んだ成果を実感したと語っている。(主治医:李怡萱医師)

【案例四】英國夫妻的好孕旅程

 

【事例5】韓国家庭、11回の採卵が生んだ奇跡

Cさん(夫・韓国籍)
高齢での不妊に挑み、11回の採卵を経て1度の移植で妊娠・出産に成功。台湾の生殖医療の力を体現した。最も心に残ったのは、困難な時期でもTFCチームが決して患者を見放さなかったことだと。(主治医:何彥秉医師/譚舜仁医師)

【案例五】韓國家庭11次取卵奇蹟

 

【事例6】米国華僑家庭の信念

Ally(夫は米国華僑)
卵巣早衰と高齢の壁に直面し、6回の採卵、他院での失敗を経験。再びTFCを選び、AMH値が1に低下しても挑戦を続けた。信頼できるベテラン医師と整った環境のもと、1度の移植で妊娠に成功。台湾と米国を往復する生活の中で、ついに自分自身の「生命の奇跡」をつかみ。(主治医:胡玉銘医師)

【案例六】美籍華裔家庭的信念

 

TFCの国際的専門的影響力

TFCは、台湾における体外受精(IVF)の父と称される曾啓瑞医師によって創立され、専門的な医療チームとなった。

  • 技術の先進性:国際的な最新の体外受精および遺伝子検査技術を導入し、成功率を常に自己記録を更新。

  • ハード面の優位性:国際水準の胚培養ラボにトップレベルのTimelapse装置3台、遺伝子検査プラットフォーム、高規格の手術室を完備。

  • 人間中心のケア:専任ケースマネージャー、多言語サポート、心理的なサポートにより、患者を包括的に支える。

  • 核心理念:「専門性・信頼・寄り添い」を価値観とし、家庭を望むすべての人々が国境を越えて生殖の夢を叶えられるよう尽力。

過去1年間、TFCは香港および日本においてNHKBloomberg(ブルームバーグ)など国際的メディアの注目を受け、取材された。創設者である曾啓瑞医師が率いる医療チームの研究成果は、各国の国際医学会で発表され、世界の生殖医学界から高い評価を得。日本や欧州の医師から患者の紹介が増加し続けており、TFCはすでに国際的に信頼される医療パートナーとして認知されている。

 

世界の不妊傾向と台湾の生殖医療の競争優位性

世界保健機関(WHO)によると、世界の不妊症有病率は約 17.5%6人に1人が影響を受け、特にアジア太平洋地域では 23.2% に達して、国際的な生殖医療の需要はますます高まっている。(添付表4

台湾は健全な医療法規、優れた専門医療チーム、合理的な費用を備え、国際的な生殖医療の新しい選択肢となり。公式統計によると、台湾における生殖医療利用率は、2022年の2.09%から2024年の7.86%へと成長しており、着実に上昇。(添付表5

 

TFCは国際的リーディングブランドとして、学術および技術の研鑽を重ね、アジア・アメリカ・ヨーロッパから患者が訪れる存在となり、台湾を「新しい命を育む国際的な医療ハブ」へと発展させている。

不妊治療においては、国ごとに費用や法制度の違いが存在し、多くの家庭が治療を受ける際に困難や挑戦に直面している。アメリカとアジアの生殖医療の現状を総合的に比較すると、アメリカでは、およそ37.5%着床率が高い一方で、1回あたりの費用は45万~100万台湾ドルにのぼり、非常に高額。さらに代理母に関する規制や保険の適用範囲は州ごとに異なるため、患者は経済的負担の大きさに加えて制度面の壁にも。これに対して台湾は、平均着床率が36.7%とアメリカとほぼ同等でありながら、費用は18万~24万台湾ドルと大幅に抑えられており、アメリカの4分の1以下にすぎない。さらに香港や中国、日本と比較しても成功率が高く、台湾国民であれば政府から初回最大10万台湾ドルの補助を受けられるため、経済的負担を大きく軽減できる点も大きな魅力。

 

香港の場合、公立病院での治療は可能が、審査が厳格で待機期間も長く、私立診療所を選択すれば費用は60万台湾ドル以上に達することもあり。一方で中国大陸では、1回あたりの費用は15万~25万台湾ドルとされるが、独身女性による卵子凍結や生殖補助医療(ART)の利用範囲は制限され、例えば、PGSなどの先端技術も十分に普及しておらず、選択肢に制限があるのが現状。日本では、低刺激や自然周期を中心とした治療が主流で、成功率はおよそ12.5%にとどまり、そのため複数回の挑戦が必要とされ、2022年から一部の治療が保険適用となったものの、対象は異性婚の夫婦に限定。

このように、制度の整備状況や費用体系を比較すると、台湾は法制度の安定性と合理的な費用の両面において国際的に優位な立場にあり、不妊治療を求める多くの家庭が台湾を選ぶ決定的な要因となっています。(添付表6

 

「“TFC国連ベビー”の一人ひとりは、万里を越えて生まれた生命の奇跡。」

世界的に生殖医療へのニーズがますます高まる今、TFCは確かな医療専門性を基盤とし、国際水準のラボ、トップレベルの医師チーム、そして充実した国際患者向けサービスを組み合わせ、数えきれないご家庭の困難な道のりに寄り添ってきた。

TFCは「S級専門医療チーム」を築き、不妊に悩むご家庭にとって希望と温もりを託せる存在となることを目指している。国際的なご家庭の新しい命の物語は、TFCの「専門性・信頼・寄り添い」というコアバリューを体現すると同時に、台湾の生殖医療技術が国際分野でリーダーシップを発揮していることを改めて証明している。

 

これからもTFCは台湾に根ざしつつ国際協力を広げ、文化や国境を越えた生命の物語をここから生み出し、すべてのご家庭の夢の実現と幸福に貢献してまいります。

 

参考資料

  1. 世界の不妊症有病率

  2. 台湾 2024 年度の国際医療統計データ

  3. Rinehart, L. A. (2021). Storage, transport, and disposition of gametes and embryos: legal issues and practical considerations. Fertility and Sterility, 115(2), 274-281.

  4. 米国の不妊治療保険

  5. 台湾の人工生殖法

  6. 衛生福利部の人工生殖補助

  7. 香港「人類生殖科技條例」

  8. 中国「人类助生殖技术规范」

  9. 日本 厚生労働省 不妊治療補助

資料整理: TFC 台北婦産科診所 生殖センター(TAIPEI FERTILITY CENTER)

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